この記事はこんな人に向けて書いています
- 自分の初体験の時期が「遅いのかな」と気になっている女性
- 周りと比べて焦りを感じている方
- データや体験談をもとに客観的に考えたい方
「何歳まで」という問いに、正解はない
「もう〇歳なのに、まだ経験していない」と感じて、この記事を読んでいる方もいるかもしれません。まず最初にお伝えしたいのは、初体験に「何歳まで」という期限はないということです。
ただ、データを知ることで「自分は普通なんだ」と安心できることもあります。まずは実態を見てみましょう。
女性の初体験の平均年齢データ
日本の調査データ
日本性教育協会が実施した「青少年の性行動全国調査」などの調査によると、日本の女性の初体験の平均年齢はおおむね19〜20歳前後とされています。
また、20代でも初体験を経験していない女性は一定数おり、珍しいことではありません。「周りは全員経験している」というイメージは、実態とは異なることが多いです。
年代別でみると
| 年代 | 傾向 |
|---|---|
| 10代後半 | 交際経験を通じて経験する人が増え始める時期 |
| 20代前半 | 最も初体験を経験する人が多い時期 |
| 20代後半〜30代 | 自分のペースで経験する人も多い |
| 30代以降 | 未経験の方も一定数おり、決して特別ではない |
どの年代であっても、それぞれの事情や考え方があり、遅い・早いという評価はできません。
「遅い」と感じてしまう理由
SNS・メディアの影響
ドラマや映画、SNSでは「10代〜20代前半で初体験を済ませている」という描写が多く、それが「普通」のように見えてしまいます。しかし、メディアに映る世界と現実は異なります。
友人との比較
友人の話を聞いて「自分だけ遅れている」と感じることがあります。ただ、友人が話す経験談は一部であり、未経験の友人は話題にしないことが多いため、実際より「経験者が多い」ように見えがちです。
年齢への焦り
「〇歳までには」という自分ルールを作ってしまうと、それ自体がプレッシャーになります。期限を設けることで、焦りから適切でない相手や状況を選んでしまうリスクもあります。
「遅い」ことのデメリットはあるの?
結論から言うと、初体験の年齢が遅いこと自体のデメリットはありません。
よく心配されることと、実際のところを整理します。
「体への影響はある?」
→ 初体験の年齢が遅いことによる医学的なデメリットは特にありません。体は何歳でも同様に機能します。
「相手に引かれる?」
→ 自分のことを大切に思ってくれる相手であれば、経験の有無で態度は変わりません。経験の有無で相手を判断するような人は、むしろ注意が必要です。
「ずっとこのままになる?」
→ 人それぞれのタイミングがあります。焦ってしなければいけないものではなく、自然な流れの中で出会うことも多いです。
焦りから行動すると起きやすいこと
初体験の時期を「早く済ませたい」と焦ることで、以下のようなリスクが高まります。
- 信頼できない相手を選んでしまう
- 自分の気持ちが整わないまま経験して後悔する
- 避妊・安全面の準備が不十分になる
- 経験後に「こんなはずじゃなかった」と感じる
初体験は一度きりです。「早く経験すること」より「後悔しない経験をすること」の方が、ずっと大切です。
自分のタイミングで考えるための3つの問い
初体験を考えるときに、年齢ではなく以下の問いを基準にしてみましょう。
1. 相手を信頼できているか?
気持ちや体を委ねられる相手かどうかは、年齢より大切な条件です。
2. 自分の意思で「YES」と言えるか?
流れや雰囲気、プレッシャーからではなく、自分の意志で選べているかを確認しましょう。
3. 安全の準備ができているか?
避妊(コンドームなど)について、事前に知識を持ち、準備できているかも重要なポイントです。
「まだ経験したくない」も立派な選択
初体験をしたくない、今は必要ないと感じている場合、それも自分の選択として尊重されるべきことです。
アセクシュアル(他者への性的魅力を感じない)など、セクシュアリティは多様であり、「経験しないこと」が何か問題であるわけではありません。
自分の気持ちに正直でいることが、最も大切です。
まとめ
- 初体験に「何歳まで」という期限はない
- 日本女性の平均は19〜20歳前後だが、20代・30代以降の未経験者も一定数いる
- 「遅い」ことによる体への影響や明確なデメリットはない
- 焦って経験することの方が、後悔につながりやすい
- 年齢ではなく「信頼できる相手か」「自分の意思か」「安全の準備ができているか」を基準にする
自分のペースで、自分が納得できる選択をしてください。それが何歳であっても、正しい選択です。
※本記事は一般的な情報提供を目的としています。性的な健康や体の悩みについては、婦人科や専門医にご相談ください。